突撃 隣の中村吉人です
12月・1月期は、ショットの精度やコートカバーリングを高める為に
フットワークに注目して練習しました。
速い展開に対応するためには欠かせない要素なので、今後も上手に
使えるようにしていきましょう
さて、2月・3月期は「高い打点・低い打点」がレッスンテーマになります。
一般的に、腰の高さのボールは打ちやすいので、ミスも少なく安定してボールを打つことが
できますが、高い打点や低い打点だとミスをする割合が多くなってしまいます。
巧みな相手だと、試合でこのような欠点をつき、高く弾むトップスピンと弾まないスライスで
攻めてきます。
このような攻めに対して、世界ランキング1位のジョコビッチは、ナダルの高く弾むショットを
高い打点から攻撃する技術を習得して、現在の地位を確立しています
また、最近絶好調の錦織は、バックに高く弾むキックサーブの返球が苦手でしたが
コートの中に入り、高い打点で積極的に返球するようになり成績を上げています。
このジョコビッチや錦織のショットを可能にするのが、フットワークを絡めた体幹の使い方と
ラケットワークです
錦織といえば、空中でボールを打つ「エアーK」ですが、彼はこのショットをいとも簡単に
打っていますが、試合のポイント間で、ラケットを放り投げ回転させてキャッチすることを
ルーティーンにしています。実は、この動作にこそ上達のヒントがあります
フォアハンドの例で具体的に説明しますと、高い打点では力が入りにくいので、ボールを
体の前でとらえるように、必ずオープンスタンスでラケットをテイクバックします。そして
お臍の延長線上を仮想の打点に設定して、ラケットを展開しながら打つと力強いボールを
打てるようになります
<打点を安定させてボールを打つコツ>
①オープンスタンスで準備する
②ラケットはコンパクトに、肘から引くようにする
③打点はお臍の延長線上に設定する
④ラケットを振り出す際に、ラケットの中心を先行させる
⑤ボールを打った後のリカバリーステップを常に行う
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