ショットの基本動作
「デ杯ワールドグループ」1回戦がイギリスで(3月4日~6日)開催されました。
日本は残念ながらイギリスに1勝3敗で辛杯しましが、第4戦で錦織圭選手はAマリー相手に5時間に及ぶ最高の試合を見せてくれました。
結果は57 67(6) 63 64 36とファイナル負けとなりましたが最後まであきらめない気力あふれる内容で、日本人に希望と勇気とを与える一戦となりました。
今年はゾーンに入った錦織選手を沢山観れそうですね。楽しみです。
今回の錦織選手の試合を見ていて感じたことは、動きの速さでした。相手のボールに対する予測と動き出すタイミングがとても速くなっています。
今期はショットの基本動作がテーマですが、まず錦織選手のプレーを見習い相手のボールに如何に速く反応するかということを頭に入れてプレーしましょう。
基本動作の練習ポイント
1.準備を早くする →相手のボールに素早く反応する。
相手のフォアードスイングに合わせ動きをスタート。良いリズムを作ります。
2.ラケットワーク →攻めを速くします。
攻めの条件は打点を体の前にとることです。腕全体の動きを知り反復練習します。
3.ボディワーク →ショットの精度を上げます。
ショットの精度を上げるには、体に軸を感じてスイングすることが大切です。
4.フットワーク →ボールを打つタイミングがよくなります。
体の切り返しの動作を使うと、効率良くボールを打てるようになり攻めが速くなります。
5.打点を安定させる →打点にゾーンの意識を持つとショットが安定します。
テニスは打点で決まります。力が入るおヘソの仮想延長線上でボールを打ちましょう。
試合で結果を残せるように「課題」を持って練習しましょう。
中村吉人
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