≪苦手のショットを克服する≫
前期は状況判断がテーマでした。自分はミスをしないで相手に如何にミスをさせるかが試合を優位に進めるカギとなります。
これからも自分の置かれている状況を判断して(相手がミスを犯しやすい)ベストショット(何をどのように打つか)を自分の意志通りにコントロールできるようにしましょう。
さて、6月末からは世界の4大大会の一つウインブルドンが行われています。錦織選手は3回戦を勝ち生涯2回目となるベスト16の成績をの残しました。苦手とする芝のコートでも着実に勝てるようになっています。素晴らしいですね。
4回戦は残念ながら前大会で痛めたケガが悪化して、1-6 1-4になったところでコーチに促されるように棄権することとなりました。今後、しばらく怪我との戦いが続くと思いますが早々の回復を待ちたいです。
さて、今期は、苦手ショットの克服をテーマにしました。
錦織選手は、苦手とするサーブを少しずつ改善してトップ10を維持しています。
最近は、道具や技術の進化により上手に打てるのは当たり前になっています。今回は不得意なショットを得意に変えて相手から効率良くポイントを取れるフォームを目指します。
下記のチェックポイントで各ショットの動作分析を行い、相手から時間を奪えるショットを基本に安定したショットを打てるようにしましょう。
手首の使い過ぎ(掌屈、背屈)と体のバランスを崩してのプレーにより起きやすくなります。怪我には十分に気を付けてプレイして下さいね。
今期は苦手ショットをコーチに相談して改善しましょう。
チェックポイント
動作
1.ラケットワーク・フットワーク・ボディワークの三位一体となっているか
2.打点の位置の安定
3.ボールを打つタイミングと球種の選択(トップスピン、スライス、サイトスピン)
(ボール軸を意識して回転を掛ける)
—–