ショットの基本動作
今年、4大大会の初優勝が期待される錦織選手ですが、それが重圧となり自分自身にプレッシャーをかけているようですね。
2月に行われましたリオオープンでは1回戦で地元選手トマス、ベルッシュに4/6 3/6で負けてしました。前週は決勝で敗退、期間が短く早いコート 重いボールに対応できなかったとコメントしていますが、大きな要因は感情のコントロールができなかったことにあるようです。
今年のシーズンは始まったばかりなので気持ちを切り替えてプレーしてほしいですね。
今期はショットの「基本動作」がテーマになります。
試合はエースを狙ってプレーすると結果がともないません。ショットを力強く打とうとすればするほどボールコントロールが悪くなるからです。この原因は、エースを獲ろうとすると力が入り筋肉が急激に収縮してスイング調整が出来なくなるためです。 息を吐きながらリラックスしてラケットを振ることに集中しましょう。自然にスイングスピードが上がります。そしてインパクトにタイミングを合わせ自分の思ったようにボールコントロールして打てるようにしましょう。
一定のスピードでコーチと10球続ける、またはターゲットを狙って正確に打つなどショットの精度を上げる練習をすることが、試合で結果を出すコツになります。
調子の悪いときは独り相撲を取っていることが多いようです。相手のボールをコントロール良く打てるように基本動作を反復練習しましょう。
基本動作の練習ポイント
基本動作はラケットワーク、ボディバランス、フットワークをチェックして練習しましょう。
上達が早くなりますよ。
1.ラケットワーク →攻めを速くします。
攻めの条件は打点を体の前にとることです。腕全体の動きを作り反復練習します。
2.バランス →ショットの精度を上げます。
ショットの精度を上げるには、体に軸を感じてスイングすることが大切です。
3.フットワーク →ボールを打つタイミングがよくなります。
体の切り返しの動作を使うと、効率良くボールを打てるようになり攻めが速くなります。
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