みなさん こんにちは 緑ヶ丘テニスガーデンの中村です。
日本チーム頑張りました。感動しました。
1月31日、2月1日にデビスカップ予選ラウンド日本対イギリスの対戦が行われました。
日本は西岡、錦織、ダブルスに綿貫、柚木選手が起用されました。
デビスカップは初日シングルス2試合、二日目にダブルス1試合とシングルス2試合が行われます。先に3試合勝利したチームが勝ちとなります。
日本は初戦、西岡選手がイギリス№2の選手に7-5 6-1で勝利しました。
出だし1-3スタート5-5になり相手にブレークポイントが15―40で2本ありましたが、それを凌ぎ、キープします。
その後、相手のサーブをブレークしてファーストセットをとると、セカンドは西岡ペーストとなり6―1で押さえ大切な初戦に勝利しました。
№2の錦織選手はイギリス№1のファーンリー選手に先にブレークされる展開となり、相手に主導権を奪われ3―6 3-6のストレートで負けしました。
錦織選手は、緊張もありサーブの切れが悪く全体的にスピード負けしていたように感じました。
二日目の第3戦ダブルスは、イギリスペアは世界ランキング上位にいる選手で綿貫、柚木選手は6―76-7で2セット共にタイブレークで負けますが、勝利まであと少しのところまで迫り。チームと観客にエネルギーを与えます。
1勝2敗で迎えた第4戦は、西岡選手とファーンリーのエース同士の対戦となりました。
西岡選手は負ければ日本チームの敗退と後のない試合に最高のパフォーマンスを見せます。
前日、錦織選手が、スピードに押され苦戦した相手に、左利きの特性をいかし相手のプレーを崩します。
フォアハンドはループ系のショットでタイミングを奪いバックハンドはストレート系のショットで攻め、チャンスボールはコートの中に入って決めるという理想的な展開を見せました。
相手のショットにブレが出始めます。ファーストセットは、6ゲームでブレークに成功し6-3で押さえます。
セカンドセットは先にブレークしますが、6ゲームにブレークバックされます。
その後、お互いにサーブキープして5-6で西岡選手のサーブとなります。
相手のセットポイントを何とか切り抜けて6-6とするとタイブレークを7ポイント連取で押さえ勝利します。
勝利後のインタビューでは(めちゃめちゃ安心しました)。と話していましたが、5戦目の錦織につなごうという意気込みでプレーしていたことを感じられるスピーチに日本チームのチームワークの良さを改めて感じました。
最後の5戦は№2同士の対戦、錦織圭の登場です。
錦織選手は、ここぞというときに必ず力を発揮します。
今までも期待を上回る活躍を私たちに何度も見せてきました。
初日、サーブに不安を残した錦織でしたが見事修正を行い復活します。
サーブゲームをしっかりキープすると流れは錦織選手のペーストとなりセカンドセット0―40と苦しい場面もありましたが、ストローク力で挽回します。
予想通の活躍で6―2 6―3で日本に勝利を確定させました。
チームの勝利を決める試合で錦織選手の活躍を見れたのは最高でした。
このイギリスに勝ったことで、9月に行われる予選決勝に進出しドイツと対戦します。
ドイツ戦に勝利すると念願のベスト8ワールドグループに進めます。
日本チームのワールドグループでの試合を見たいですね。
みんなで応援しましょう。
今回、ダブルスで出場した柚木選手は法政大学出身で緑ヶ丘テニスガーデンにも練習に来たこともあります。
短期間の成長にびっくりさせられました。リターン力がつくと世界のトップに行けると思いますので、今後も頑張ってもらいたいですね。