
フィットネストレーニング
テニスをやっているとテニス肘に悩まされたこともあるのではないでしょうか。
肘が痛いと腕をストレッチしてみたりするのですが、それでも良くならない方は
もっと違う所を動かしてみるのも効果約かもしれません。
まず、人間には260以上もの関節があります。
一つの関節の調子が悪い時は、その関節と隣り合った関節にも目を向けてあげましょう。
肘の関節と隣り合っているのは手首と肩ですね。
今回は肩に着目していきます。
肩がうまく作用しないと肘にばかり負担がかかってテニス肘になってしまいます。
更に、肩の隣の関節はおおまかにみると胸となります。
胸(肋骨)は思っているよりもとても動ける関節ですが、
うまく動いていない方が多い部分でもあります。
胸が動くようになると肩の動きが良くなり、肘や手首への負担が減り、
テニス肘になりにくいといったわけ
です。
肩と胸をしっかりと動かしてケガの無いテニスライフを送りましょう!
⟍ 肩と胸の可動域を広げよう! ⟋

- 1.
- 四つん這いになります。
- 2.
- お尻の位置(高さ)をキープしたまま両手を前の方に伸ばしていきます。
胸とあごを床に付けるイメージで下がります。 - 3.
- 肩の力を抜いて少しキープし、戻ってきます。
お尻の位置が重要です。後ろに引かないよう気をつけてください。
姿勢が辛ければお尻が少し前に出るのは構いませんが、徐々に高い位置でもできるようにしていきましょう。
写真では床に胸とあごが付いていますが、無理に付けることはありません。
ですが、できるだけあごを突き出した姿勢で手を前方に伸ばしましょう。
⟍ 強い肩を手に入れる!! ⟋
肩が強くなるとショットも速く安定していきます。
今回は少し負荷をかけて行っていきましょう。

- 1.
- 両手にダンベルを持ち、肘を肩の高さで90度にセットします。
- 2.
- ダンベルを手のひらで押し上げるように上に。
肩が上がらないように注意しましょう。 - 3.
- ダンベルの重さを感じながら丁寧に 1. の位置に戻ります。
腰を反らせてダンベルの重さを腰で支えるのは絶対にやめましょう!
足は腰幅に立ち(もしくは椅子に浅く腰掛ける)、お腹全体に力を入れて
上の重さに耐えましょう。
まずは男性は3~5kg、女性は1~3kgがおすすめです。